R18恋愛官能小説 青山倉庫

ガマガエルと鶴の群れ

第11話「フィルム」

 ゴールデンウィーク最終日、ぼくは自室で真緒たちと過ごす。
 未來がぼくを跨いで、真緒と彩愛が寄り添って乳首を愛撫し、ぼくは仰向けのままその光景をビデオカメラに収める。春休みのあの日以来、毎週末こうしてセックスにいそしんでいるから、未來はみるみる上達して、三人の中で一番セックスが好きな子に育ってしまいました。
「あーっ、はあっ、瑠偉くん、長いから、ぜんぶ、はいんない」と未來が言う。
「はいらなくても、きもち…いいよ」
「ぜんぶ、入れたい。おとなになっ…ぐっ、なったら、はいる?」
「ぼくのは長いから、無理かも」
「無理かぁ…、根元まで、包んで、いっぱい、好き好き、して…、あげたい、のに」
「はああっ、出る、イク、未來ちゃん」
 未來は潤んだ瞳でぼくをみつめて、だして、だして、と唇だけを動かす。おちんちんの向きを調節して、子宮頸のこりこりめがけて勢いよく精液を噴射します。真緒と彩愛が舌先で乳首を抉るのがきもちよすぎて、肩をびくびく震わせて、カメラを落としそうだから、ベッドのヘッドボードの上にのせる。
「いっぱい出た?」と未來。
「すごい、出た。ね、ね、トリプルして」
 射精直後の愛撫を求める。未來は腰をうかしておちんちんを引き抜き、溢れた精液が陰茎を伝って下腹部に拡がって、たくさんの筋をつくる。三人の少女がぼくのおちんちんに群がり、三人の舌先が先っぽをくすぐり、交代で呑み込んでじゅるじゅる啜り、陰嚢を睾丸ごと吸い込まれて、ぼくは白目を剥いて、甘い声を漏らす。
「ここって、隣に声響かない?」と真緒が聞く。
「うん、多分、きこえない、よ」
「きこえたらヤバイよね瑠偉くん、小学生連れ込んで、一日中あんあん言ってるんだもん、犯罪だよ犯罪」
「内緒だよ」
「秘密にするから、あたしにも、もっかい出して」
 真緒がぼくを跨ぐ。彩愛と未來がおちんちんを支えて、そのうえに真緒の股間が静かにおりてくる。ぼくは顔を横に向けて、サイドテーブルのパソコンの画面を凝視する。

 みったん:旭のコンデジって
 みったん:誰か持ってない?
 沖田:持ってないっす
 カオリン:旭光学?
 斉藤:GRあるよ
 みったん:さすが斉藤さん
 みったん:最短で実質どれくらい寄れます?
 斉藤:スペック通り三十センチ
 斉藤:マクロなら十センチくらいいけるかな
 みったん:センサー小さいんですよね?
 斉藤:いや、コンデジにしてはデカイよ
 斉藤:APS-Cと同格じゃないかな
 みったん:バッテリー持ちます?
 斉藤:結構持つ
 斉藤:会津のモンスターみたいに二十枚前後で切れたりしないよ
 斉藤:買うの?
 みったん:普段持ちに考えてる
 沖田:コンデジかぁ
 沖田:俺も小さいサイズのカメラ欲しい
 沖田:それ以前に携帯印刷機探してるんですけど
 斉藤:感熱?
 沖田:うーん
 沖田:写真を印刷したいんですよね
 斉藤:なんに使うの?
 沖田:なんか、公園とかで
 沖田:お子さんとか撮ってあげたら
 沖田:その場で印刷して
 沖田:親御さんにあげられたらいいじゃないすか
 沖田:スゴイ便利だと思うんですが
 みったん:チェキでいいじゃんw
 沖田:いや、デジイチで撮った写真じゃないと
 沖田:感動薄いだろうし
 みったん:沖田、開放で撮らないじゃん
 みったん:絞るならチェキでよくない?
 沖田:あれフィルム高いし
 沖田:子供を撮るときは開放で撮りますよ俺でも
 斉藤:マジでお前がそれやると
 斉藤:事案になるから
 斉藤:やめとけ
 沖田:瑠偉くんは撮ってますよ
 斉藤:あいつはモデルの子使ってるだろ
 沖田:マジすか
 斉藤:あんな可愛い子がそのへんで写真撮らせてくれるとか思ってる?

 真緒がぼくの胸に崩れて、ゆさゆさ突かれるがまま。未來が真緒の顔を覗き込んで言う。
「瑠偉くん、ちょっとじっとしてあげて、真緒ちゃんイってる」
 ぼくがじっとしてる間、彩愛が乳首に歯をたてる。ぼくは彩愛の細い身体に腕をまわして乳首を摘む。女の子はそんなに乳首で感じないけれど、ぼくはめちゃくちゃ敏感。子供の頃からセックスするとき、女の子に乳首を愛撫されてきたから、いつの間にか開発されていました。
 真緒が腰を浮かしておちんちんを抜き取り、彩愛に交代する。一瞬外気に触れただけで、ぼくの巨根は休む暇もなく子供の膣に包まれる。未來がビデオカメラを持って、身体を後ろに反った彩愛を撮影します。
「ねえ、この動画ってどうするの?」と未來が聞く。
「ある程度、たまったら、編集するよ」
「いいとこ録りするの?」
「そうそう、できたら、みせるね」
 自家製エロ動画の編集はハメ撮リストの嗜み。一時間の動画を作るのに、六時間くらいの素材を使うから、編集には半月くらいかかってしまう。
 真緒とキスしながら彩愛を突き上げ、片手を未來の股間に滑らせて、中指を膣に沈める。さっき出した精液がどろりと溢れる。指先を折り曲げて、恥骨の裏側を刺激する。

 カオリン:プリントするとき
 カオリン:写真屋さんに出した方がいいんですか?
 斉藤:プリンタ持ってる?
 カオリン:もってないです
 斉藤:プリンタあるなら、それで印刷した方が、ちょっとだけお得
 斉藤:でも頻繁に出さないのなら
 斉藤:写真屋さんにやって貰った方がいいね
 カオリン:結構プリントする人多いから
 カオリン:買おうかどうか迷ってて
 みったん:そういやウチは部室がないから
 みったん:プリントしないね
 カオリン:したいですよね
 沖田:俺、自分で印刷してますよ
 沖田:インク代と紙代が馬鹿にならないですが
 沖田:コイデやキタムラのウスノロ店員に金落とすくらいなら
 みったん:写真屋に持って行くと、店員に撮った写真見られるってのが
 みったん:超絶気持ち悪い
 沖田:ですね
 沖田:今時あり得ないですよね
 カオリン:沖田くんは印刷して
 カオリン:保管はどうしてる?
 沖田:うーん
 沖田:人にあげちゃうか、自分で保管するときはクリアケースかな
 カオリン:瑠偉くんとかやっぱ引き延ばし機かな?
 カオリン:今日もいない?w
 斉藤:瑠偉はデジタルプリントだって言ってたな
 沖田:フィルムなのに意味ないwww
 斉藤:なんで?
 沖田:フィルム使ってたら最後までアナログプリントじゃないと
 沖田:無意味じゃないですか?
 斉藤:素人目にはわかんねーよ
 斉藤:スキャン後の画のメリハリはフィルムそのものだから
 斉藤:ルーペで等倍観察するような変態じゃない限り
 斉藤:同じだぜ
 沖田:フィルムの現像ってめんどくさいですか?
 斉藤:モノクロ?
 沖田:カラーと違うんですか?
 斉藤:モノクロは簡単、カラーは素人には厳しい
 斉藤:簡単つっても、雑な奴には無理だろうな
 斉藤:温度管理と時間管理があるし
 斉藤:処理液の計量適当だと
 斉藤:減感、増感が不安定
 沖田:あー、俺もフィルムやってみようかな
 沖田:なんかおもしろそうなんだよな
 斉藤:フィルムカメラ買うの?
 沖田:実家に中判のカメラがあるんですよ
 沖田:フリッツ・ビクターの
 斉藤:ビクターは6x6か
 斉藤:マミヤと並ぶ高級中判だな
 沖田:ローライとかも高級ですよ
 斉藤:あれは二眼レフメーカーだろ
 斉藤:二眼は素人が趣味にするもんじゃない

 ぼくは彩愛に覆い被さって、正常位でセックスを続ける。ときどきチャットの画面を確認する。
「ねえ、瑠偉くん。沖田くんの写ってる写真ってないの?」
 未來が聞く。ぼくは三人にサークルの話をしているのだけど、みんなが興味を持つのはやっぱり沖田のエピソードです。地味に人を苛立たせ、空気を凍り付かせ、どん引きさせる物語は尽きない。
「多分、サークルってフォルダに入ってるよ」
「どれ?」
「左下のファインダーのアイコンクリックして」
「うん、クリックした」
「左側のピクチャをクリック」
「あった、この中?」
 ぼくはノートパソコンの中にはハメ撮り動画や写真を保存していない。外付けのハードディスクやネットワークストレージが十テラ分くらいあって、そこに小学校時代から撮りためた動画や写真がみっちり保存してある。パソコンにはサークルメンバーを撮影した写真が何枚かと、フォトフォリオには最近撮った写真が入っている。
「うわあっ、キモッ」
 未來が悲鳴をあげると、真緒がみせてみせてと寄り添う。
「えっ、このひと? オジサンじゃん、超キモくない?」と未來が言う。
「髪型がキモい。針金天パーとか一番最悪。てか歯がグロいよ、虫歯なの?」と真緒が言う。
「もうちょっと痩せた人想像してたけど、デッチデチだね」
「うわーっ、無理無理無理無理、これで大学生二年生でしょ、二十歳に見えないよね」
「絵に描いたようなキモヲタだよね」
 二人とも沖田の写真をみながら口々に凄まじい拒絶反応を示す。ぼくはおちんちんを引き抜いて、こんどは彩愛を俯せにする。後ろから挿入して、子宮をダイレクトに突き下ろす。彩愛はあーあーうーうーと泣き声のように切なく喘いで、これいい、これいい、と快感を訴える。
「斉藤さんはイケメンだよ」と真緒。
「うーん、あたしは瑠偉くんの方がいい」と未來が言って笑う。
「この人が満井さん? なんかラグビーとかやってそう」
「髪短いんだ、ふーん」
「かおりちゃん可愛い」
「ほんとだ、可愛い、超モテそう」
「ね、この中になんでこんなキモい人が混じってるの?」
「ほんとだね、謎だね」
 二人の他愛なく残酷な会話を聞きながら、ぼくは彩愛の子宮に先っぽをおしつけて、盛大に精を噴射する。
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