R18恋愛官能小説 青山倉庫

ガマガエルと鶴の群れ

第4話「SNS中毒」


 全裸の真緒がぼくを跨いで上下に揺れて、傍らに真島彩愛が寝そべって、ぼくの乳首を舐める。
「瑠偉くん、乳首きもちいいの?」と彩愛が聞く。
「うん、感じちゃう…」
「んふふ、もっと吸っちゃおう」
 彩愛は真緒が連れてきたモデル仲間の子で、真緒と同じ四年生です。カメラショーの直後にウチに来て、最初は真緒とセックスするところを大人しく見学していたけど、きもちいいならあたしもしたいかもしれない、と言って身体を許してくれた。酷く怖がって初めての挿入まで時間がかかったけれど、いちど処女を貫通してしまうと、ちんぽ楽勝と言って一日に何回もつながります。
「はぁ、はぁ、ねえ…瑠偉、沖田くんのこと、もっと話して」
 蛙跳びスタイルで腰を上下させる真緒が訴える。
「ウチも聞きたい、なんかおもしろいエピソードない?」と彩愛。
 ぼくはサークルのメンバーのことをときどき二人に話して聞かせる。満井さんが寒村の撮影で井戸に落ちたことや、街撮りで斉藤さんが六回も職質されてキレたことや、カオリンがエジプトみやげにグロいお菓子をいっぱい買ってきたこと、だけどなにより二人が聞きたがったのは沖田のことでした。彼にまつわるどん引き事件は枚挙にいとまがない。
「最近は撮影のとき以外、顔あわさないからなあ」
 真緒が震える。あ、いく、るい…。ぼくの胸に崩れて、唇を重ねる。彩愛の目の前で舌をちゅるちゅる絡め合う。百秒数えて、真緒が腰を浮かす。おちんちんを引き抜く。ぼくの脇に横になる。こんどは彩愛がぼくを跨いで、おちんちんを割れ目に押しつける。ぐにゅるるるるっ、その圧迫に鳥肌が立つ。彩愛の膣の方が狭いけれど、真緒の方が深い。
「そういえば最近、サークルメンバーは、チャットでやりとりするんだけど」
「チャット?」と真緒。
「SMSとかLINEみたいなの」
「うん」
「こないだ、満井さんが、サークルの専用ホームページを作ろうって言い出してさ。内輪のSNSみたいなの。ぼくはそういうの作るの得意だから、満井さんはぼくに相談したんだ。ぼくはむしろ今までなんでそういうの作らなかったんだろうって思ったくらいだったから、大賛成なのね。でも、なぜか関係ない沖田が超反対するの」
「どういうこと?」
「満井さんがホームページ作りたいって言うのは、写真を公開するのに適した場所が欲しいからで、それやるとお金かかるじゃん。いま会費とかないから、そういうお金は使いたくないって沖田が言い始めて。それに、一般ブログサービスで充分ですよって言うの。アホブロとかああいうデザインのだっさいやつ。それでは不十分だからぼくら専用サイト作りたいのに、充分ですの一点張りでちょっと険悪になったのね。でも作るの俺だし、できますよ簡単ですよって言ったの」
 彩愛がぶるぶる震えて動きがとまる。まだセックスの動き方に慣れていなくて、余計な力を使いすぎてしまう。ぼくは彩愛を抱き寄せて、無理しないで、と囁く。ぼくは両脚を立てて、彩愛を小刻みに突き上げる。
「それで?」
「沖田はしばらく黙ってたけど、急に意見を変えて、オレ広報担当やりますよ、って言い始めたの。広報って、宣伝とか部員集めたりする係ね。めずらしくやる気じゃんと思って、お願いしますって言ったら、余所のSNSに登録しまくってさ」
「困ることなの?」
「困りはしないけど、内輪のSNSの宣伝のために、外にSNSなんか作ったって、誰も使わないんだよね、そんな暇じゃないし。極めつけはその登録の仕方でさ、彼、自分の氏名で登録しちゃってるんだ。姫百合写真部オキタユウジで。そこはリーダーの斉藤さんの名前だろうって思うんだけど」
「えーっ、リーダー気分なの?」
「どういうつもりかしらないけど、なんか目立ちたがりなんだよね」
「なんか地味にやだね」
「ログインすると沖田祐二って名前が表示されて、しかも自分が撮ったへんな写真とか日記みたいなトピックがいっぱい出てきて萎えるから、メンバー誰も使ってないよ」
「宣伝には役に立ってるの?」
「ぜーんぜん。何の役にも立ってないのに、本人は得意げに名刺に広報部長とか書いてたね。友達とか誘うのが仕事なのにさ、碌な友達いないんだろうね」
「なんか聞けば聞くほど、痛いね」
 彩愛が身体をおこして四つん這いになって、お尻をぎこちなく振る。潤んだ肉に包まれた肉が滑るつっちゃつっちゃという卑猥な響きに彩愛がますます興奮して、ずっとつながっていたい、と囁く。
「アヤメはセックスきもちいい?」とぼくは聞く。
「きもちいいよ」と半開きの瞼でぼくを見つめる。
「まだイったことないよね?」
「イクって、まだわからん」
「イってみたい?」
「うーん…、いまでも充分、きもちいいけど」
「いっぱいセックスすれば、そのうちイクよ」
「うん、期待しておくね」
 真緒がぼくの右の乳首を舐めて、左の乳首を指先でつま弾く。身体を起こした彩愛のお腹を撫でて、指先でおちんちんの先っぽが入っているあたりを押さえるけど、セックスの蠕動は伝わってこなくて、乳首と陰茎三カ所を同時に刺激されるぼくの方が瞬く間にのぼりつめて、びゅーっびゅーっと大量の精液を噴射して、彩愛がザーメン出てる、と呟く。

 夕方四時。
 朝九時から真緒と彩愛の二人を相手に孤軍奮闘してへとへとなのに、シャワー浴びた直後にもかかわらず、彩愛がおちんちんを呑み込んで愛撫する。真緒はぼくの肩に頭をのせて、ちょうどログインしたばかりのサークルチャットに耳を傾ける。最初の頃は、こうしてボイスチャットを活用していた。
 チャットの音声はパソコンのスピーカから聞こえるけど、発言はぼくのヘッドセットマイクでしか拾えない。きもちいいけど、喘がないようにしなければいけません。そのスリルが堪らないのですが。
「瑠偉くん、これトピックの作り方って、どこかに載ってる?」と斉藤さんが聞く。
「マニュアルに書いてありますよ」と答える。
「あー、なるほど、ウィキっぽい。これ、自由にページ作れるの?」
「作れますよ。トピックもページも理屈は同じなんですが」
「特集記事だけページ分けたいからさ、ちょっと弄ってみてわかんなかったら聞くわ」
「はい、お願いします」
 マイクを外す。彩愛の頭を撫でながら、このまま明日まで一緒にいたいな、と真緒に言う。真緒はぼくの首に腕をまわして、ぼくの頬にキスをする。
「だめだよ、あたしたち小学生だよ、忘れてない?」
「そうだね、お父さんとお母さんが…心配するね」
「あたしんちは結構遅くまで遊んでてもなにも言われないけど」
「そう…なの? はああっ、でるっ」
 彩愛が口を離して、だめ、だめ、と言って陰茎を握るその圧迫に耐えきれず、ぶしゅうっと音を鳴らして大量の精を噴きあげます。お腹とベッドと彩愛の背中にボタボタ降り注ぐ。
「瑠偉くん、瑠偉くん」
 カオリンが呼んでる。ぼくは震える手でヘッドセットマイクを被る。
「はい」
「大日本光学の絞りって富士とは逆?」
「富士って…どっちむきだっけ?」
 彩愛が後ろ向きにぼくを跨ぐ。おちんちんを膣につるりとおさめてしまう。
「逆だよ」と沖田が答える。
「あ、そうなんだ」
「なんで?」と沖田。
 ぼくは真緒に、この声が沖田だよ、と教える。
「マウントアダプターが出るみたいだから、使いにくくなければ買おうかなって」とカオリンが言う。
「ああ使えるね。レンズがでかいとちょっとアンバランスになるけど」
 彩愛が上下に揺れる。一瞬チャットが沈黙する。ぼくはサイドテーブルに載せたパソコンの画面を覗く。文字チャットで誰かがトークを要求している。スマホを手にとって、ログインする。彩愛を突き上げる。
 満井さんの個人トーク要求。タップすると『えらいものみつけた』と打ってくる。

 みったん:http://twitter.com/*******
 瑠偉:なんですか?コレ
 みったん:沖田のツイアカ
 瑠偉:?
 みったん:俺らがフォローしてるのとは違うアカウント
 瑠偉:そうなんですね
 みったん:こないだの展示会の日のツイート見られる?
 瑠偉:いま離席しててスマホなんで
 瑠偉:ちょっと待ってください
 瑠偉:すごい大量なんですけど
 みったん:探すの大変かも
 みったん:コピペする
 みったん:「なんかカメオタ部長に集合時間早めに指定されたんでその日はパス」
 みったん:このツイート、日付が展示会当日の朝だから
 瑠偉:カメオタ部長って斉藤さんのことですか?
 みったん:あいつ遅刻した日
 みったん:そうだね
 みったん:直近ではこれが一番アレだけど
 みったん:読んでいくと
 みったん:結構な言い草だよ
 瑠偉:サークルのこと?
 みったん:酷いっていうか
 みったん:ないがしろにしてる
 みったん:撮影旅行とか
 みったん:イベントの日
 みったん:あいつ写真撮らずに
 みったん:サークル外の友達と会話してるのよ
 みったん:なんかスマホ弄ってること多くない?
 瑠偉:そういえば
 みったん:ルイくんにとっては
 みったん:どうということないかもしれないけど
 瑠偉:いや
 みったん:俺はちょっと腹に据えかねるんだけど
 瑠偉:ありますよ
 瑠偉:むかつく!
 瑠偉:ツイートの内容
 瑠偉:当日のイベントと全く関係ないじゃないすか
 みったん:一種のSNS中毒だろうな
 瑠偉:えー
 瑠偉:帰りたいとか呟いてるし
 瑠偉:ないないない
 瑠偉:なにしに来てんのあいつ
 みったん:ちょっと
 みったん:斉藤さんに相談するから
 みったん:しばらく内緒にしといて
 瑠偉:わかりました

 ぼくはログアウトする。スマホをサイドテーブルに置く。
 真緒を起き上がらせて、後ろ向きの彩愛を仰向けにする。太股で両脚をひらいて、下からちゃぷちゃぷ突き上げる。彩愛の髪に鼻を埋めて、子供特有の匂いを嗅ぐと、なんだか悪いことをしているようにおもえて、ますます興奮してしまう。ぼくの上で仰向けになっても、彩愛との身長差は三十センチもあるから、バランスさえ崩さなければ、つらい体位ではありません。
「超エロいよ、彩愛のまんこパンパン、破けそう」
 股間を覗き込む真緒が言う。またイキそう。ぼくはヘッドセットの電源を切る。
「やばい、また、また出ちゃう…」
「出して、出していいよ」と彩愛。
「あやちゃん、あたし半分飲んでいい?」と真緒。
「やっ、だめ、あたしもイっちゃう」
 彩愛がぼくの胸に頭をおしつけたままぐーっと仰け反って、ぼくは腰を持ち上げてびゅくびゅくと精液を注ぐ。真緒がおちんちんを引き抜いて、彩愛がぶるるっと幼い肢体をひと震いさせて、射精の途中だったぼくのおちんちんは真緒に呑み込まれてしまう。
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