R18恋愛官能小説 青山倉庫

人形地獄

第13話「三姉妹と初仕事」


 新しいお屋敷は島の南端にあって、ぼくたちの広い寝室の窓やバルコニイから、海が見渡せる。
「ま、まさ…ゆきさまぁ。あ…ぐうっ」
 ぶつりと膜が裂けて、綾川咲月の胎内にぼくの陰茎が沈む。九つの幼いからだでは、ぼくの長大な性器は半分も沈まない。優しく突く。極限まで拡張された膣粘膜が、ぼくの律動にあわせて、つっちゃつっちゃと悲鳴をあげる。おおきなベッドは柔らかくて、船のようにゆらりゆらり。
 さくらは籐編みのソファに寝そべって、ぼくたちの行為を眺める。咲月の二人の姉、果凛とほとみはぼくたちの左右に寝そべって、惚けた表情で天井をみあげる。ぼくたちは汗だくで、シーツにもからだじゅうにも精液が飛び散って、その一部は乾きかけて鈍く輝く。
「あっ、あっ、あのっ、あのおっ」
 咲月が声をあげる。ぼくは律動を緩める。
「痛いですか?」
「いいえ、ちがいます。あたし、雅之…さまの、うえにならなくちゃ」
 ひずんだ抑揚でそう訴える。ぼくはゆっくり、おおきく腰を前後させる。
「うえになるのは、大変ですよ。咲月は初めてだから、されるがままでよいのです」
「いいえ、果凛お姉様も、ほとみ姉様も、初めてなのにうえになったわ。あたしだけ、特別はいやよ。雅之さまにご奉仕したいわ」
「いいですよ。でも、大変だったら、無理はしないでくださいね」
 そう云って、ぼくは咲月のからだを抱え起こす。そのまま仰向けになる。咲月はぼくの胸に両手をつっぱり、ぶるぶると震える。ゆっくり動く。すぐに動きがとまってしまう。荒い吐息。おんなの匂い。情欲の芳香がおおきなベッドからたちのぼる。
「はぁ、はぁ、きもちいい…、きもちい…、きもちいっ、いっ、ひいっ」
 ぼくは咲月のお尻を掴んで、上下に揺さぶる。ぼくの長い陰茎を伝って、破瓜の血が、つつと流れる。しろい精液と混ざって、朱色の絵の具のように鮮やか。咲月は必死で首を左右にふりふり、汗をぱらぱらと散らす。
「雅之さま、あたし、動きますわ。まって、まって…」
 ぼくは動きをとめる。天井でまわるシイリングファンをみつめる。ああ、果凛とほとみはあの回転を眺めていたのか、と独り納得する。汗びっしょりの咲月が微笑んで、すこしつらそうに揺れ始める。果凛とほとみが起き上がって、ぼくと咲月の結合を覗き込む。指先で触れる。視界が揺れる。この島へ来た時に乗ったあの定期船をおもいだす。

 三姉妹に会ったのは、北の料亭で玲庵先生と食事をした翌日だった。
「雅之、あなたの初仕事ですよ」
 三姉妹を連れてきた優香理さんがそう云った。
「初めては、雅美ではないのですか?」
「いいえ、雅美とはちがうのですよ」
 優香理さんは、三姉妹がぼくを悦ばせるのだと説明する。
 姉妹たちは、ぼくたち同様、幼かった。一番姉の果凛がぼくと同い年で、そのしたのほとみは十歳、咲月は九つ。三人ともぼくの前であっさり着物を脱いで、自ら股を開く。ご開帳はどのようなおんなにでもできますわ、という麗奈のことばをおもいだした。
 三姉妹の前で、さくらがご奉仕を実演する。サティのレコオドが眠気を誘う音階を刻むけれど、さくらは飢えたけもののように、ぼくのからだを情欲にまかせてむさぼった。母親の優子と会った翌日のことでもあるし、さくらの情熱的なサアビスにぼくは噴水の如く精を噴きあげて、喰い入る姉妹たちの視線に頬を赧らめる。

 咲月がぼくの胸に崩れ落ちる。浅くて狭い膣腔が、きゅうきゅうと引き締まる。
「はぁはぁ、おなかがひきつっ…」
 ぼくは咲月を抱きしめて、痙攣がおさまるのを待つ。呂律の回らない舌足らずの言葉で、その恍惚を訴える。
 おんなの快感や絶頂がどのようなものか、ぼくにはわからないけれど、おとこのそれよりもずっと激しく、うつくしく、悦びに満ちているようだ。少女たちたちと交わるたびに、ぼくは身を焦がすほど嫉ましくなる。許せなくなる。残酷なきもちに囚われて、声もでなくなるほど何遍も何遍も何遍も何遍も潤んだ膣を突き続けてしまう。そしてそれが少女たちを益々悦ばせてしまう。おとこの情欲の一部はおんなそのものへの嫉妬かもしれない。
「直央も、こんなに凄いのかしら…」
 力をうしなった咲月がぽつりと呟く。ぼくは天井をみつめたまま訊く。
「だれですか」
「え…?」
「直央というのは、恋人ですか?」
 咲月はゆっくり上半身を起こす。微笑む。
「いいえ、恋人ではありませんわ。ただ…」
「ただ?」
「雅之さまに、似ているの。お顔も、お声も、それに、おおきさも」
「背がひくいのですか?」
「ふふ…、違います。ここです」
 まだ胎内に挿さったままのぼくの陰茎に、咲月の指先がからむ。直央もここが長く、ふといのです、雅之さまほどではありませんが、そう囁く。咲月は震えながらからだを起こして、ぼくからそっと離れる。体液がどぼりと溢れ落ちる。
 籐編みのソファからさくらが起き上がって、蓄音機のレコオドを裏返す。ジムノペディの退屈な調べが流れると、さくらは再び陶酔した表情に戻る。濡れたベッドに乗る。仰向けのぼくを覗き込む。
「雅之さまの…、おちんぽは、きっと誰がみてもおおきいのですよ」
 そんなふうに呟いて、ぼくの性器を咥える。わざと音をたてて啜る。あたまを振る。口を離して、唇を拭う。いろんな味がするわ、と云う。果凛がぼくを跨ぐ。ぼくの性器を割れ目におしつけて、再び暖かい胎内に沈めてしまう。ほとみとさくらに乳首を吸われる。ぼくは仰向けのままなにもせず、娘たちに交替で犯される。
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