R18恋愛官能小説 青山倉庫

中長編小説

ガマガエルと鶴の群れ

ガマガエルと鶴の群れ (2014-01-08)
大学の写真サークルで活動を始めたとき、高校時代からの知り合いである沖田と再開した。
かつて高校の部活で彼はぼくを踏み台に立場を固め、大きなチャンスをつかみ、用済みのぼくを部活から追い出した男。誰よりも抜け目なく腹黒く馴れ馴れしくぼくの轍を辿ってくる彼の存在は、サークル全体に薄気味悪い影を落とし、彼は新たなチャンスを伺っていた。友達の皮を被ったこの小男にぼくたちは次第に蝕まれていくが、大学生のヒエラルキーという現実はそこまで甘くなかった。
長篇(原稿用紙221枚)。

太陽ノ樹

太陽ノ樹 (2012-08-05)
心臓移植を受けた夏目莉音は、姉と共に金魚鉢学園中学に入学する。九割以上を女子生徒が占める静謐な空間で生活し、汚れた大人たちの洗礼を受けて怖じ気づく莉音に、姉の杏樹が手を差し伸べ、二人は結ばれてしまう。莉音は、姉とそうなるずっと以前から、妹の亜梨子ともおなじように繰り返し身体を重ねていた。そんな中、姉が事件に遭い、その場にいた莉音は、その出来事について口籠もる。
大人たちの思惑と、女子生徒たちの欲望に翻弄され、徐々に蝕まれていく学生生活。快楽に溺れる日々が続き、やがて莉音は亜梨子と結託し、陰鬱な闇の原因を取り払うことに成功するが、ずっと封じ続けてきた違和感に気づいてしまう。
長篇(原稿用紙445枚)。

金魚博士の些末な日常

金魚博士の些末な日常 (2012-02-16)
毎年休みの時期に遊びに来て、我が侭の限りを尽くして傍若無人に振る舞い、あたしと妹を苦しめていた怪物、従弟のシュンが、二年ぶりに我が家を訪れます。かつてのモンスターは二年のあいだにとても美しく成長し、大人の眼差しを身につけ、あたしを畏れ、敬い、従順な少年へと昇華していました。彼があたしたちにとって災厄そのものであることを、そのときはしるよしもなく、あたしは傷一つ無い少年の美しいカラダに、ちょっぴりエッチな悪戯をしてみたくなったのです。
中篇(原稿用紙173枚)。

鳴沢文芸部

鳴沢文芸部 (2011-10-06)
祖父の家まで逃げ出したぼくは、携帯の電源を切って、壁掛け時計の音だけをきいてすごす。
ちいさな勘違いから始まったゲームが終わって、徒労と倦怠が澱のように淀んで積もり、もともと脆くて繊細だったぼくのこころはすっかり渇いて、銀色の月を眺めて溜息をひとつ。
高校の部活動から始まった、ちいさな恋と青春とちょっとだけ文学のお話。
中篇(原稿用紙91枚)。

ぼくと妹とガラスの少女

ぼくと妹とガラスの少女 (2007-02-06)
中学校の入学式、幼馴染みの章子と久しぶりに会ったぼくは、いつの間にか美しく成長した彼女の前でいつものように振る舞うことができない。そして、中学生になったばかりのぼくは、まだ小学生の妹を抱いてしまう。
芽生え始めた性への好奇心に抗うことなどできなくて、お互いの未熟なからだをむさぼりあう快楽の日々。
ぼくは、まだそれがいきものとしての禁忌だとはしらなかった…。
長篇(原稿用紙132枚)。

快楽コサイン

快楽コサイン (2010-08-13)
事故で父親を失った智之は、叔母にひきとられ、従姉妹の恵未と暮らし始める。
まだ幼い恵未におんなをみつける智之と、智之に淡いきもちを抱く恵未、転入した中学で出会う美しい少女、どこにでもある少年と少女の物語は、突然の失踪事件をきっかけに急展開する。流れるおが屑、存在しない家族、キノコ、洗脳、監視カメラ、誘拐、監禁、デジャヴ、そしてセックス、終わりの見えない快楽。
すべてが絡みあったまま、すべてがどこまでも転がり墜ちていく。
長篇(原稿用紙190枚)。

絶頂ラジアン

絶頂ラジアン (2010-11-05)
従兄妹どうしで結ばれた恵未と智之。
歯止めもきかずに無軌道に愛しあうふたりに、過ちの暗い影が落ちる。だけどそれは、蛍ヶ浦に垂れ込める暗雲の一部にすぎなかった。公園に現れる青年と少女、ホテルの幽霊、ボランティア団体、ドラッグ、レイプ未遂、オカルト研究会、催眠セックス、いろいろなかたちのセックス、そして絶頂の条件。
「十一歳になったばかりのあたしと、まだ十二歳のお兄ちゃんは、おとなだってしないようなエッチなことに溺れて、まいにちまいにちこんなにきもちよくなる」
長篇(原稿用紙182枚)。

人形地獄

人形地獄 (2010-06-17)
著名な人形師「都築兼定」の死後、息子の実次は家業を継ぐことなく写真の道へ進んだが、彼が秘密のスタヂヲで撮影するのは、ぼくたち三つ児のきょうだいが愛し合う姿。実次は美しい少女たちを連れてきてはぼくに抱かせ、扇情的な写真を撮る。
乾く暇もない快楽に充たされた日常が、人形師・都築家の忌まわしい生業であることに気づく…
長編(原稿用紙281枚)

びろうどカンヴァス

びろうどカンヴァス (2010-01-01)
老画家、綾川玲庵は、身寄りのない少年を引き取り、妾に産ませた三人の娘と広い屋敷に軟禁し、カンヴァスの前で性行為を強要する。
少年少女の世話をしてくれる若い女中と、玲庵先生の女弟子、書生、未亡人の画商、そのツバメ。
それぞれの思惑を抱いたおとなたちにかこまれて、子供たちは禁じられた悦楽のとりこになっていく…。
長編(原稿用紙134枚)。

トッカータ

トッカータ (2009-05-06)
優くんはあたしの淋しさを紛らわせてくれたし、 優くんとのセックスはめちゃくちゃ良くて、 罪悪感を感じていてもあたしは優くんに求められるままに愛し合う。 でも、あたしが好きなのは別の人…。
69Hお題を使った「ぼくと妹とガラスの少女」スピンオフ。
長編(原稿用紙143枚)。

咲かない花

咲かない花 (2007-06-30)
杉並の古本屋で知り合った大学生の加藤裕之と、あたしは今までで一番穏やかな恋を始める。
高校時代のあたしは、恋愛依存の自分のことしか考えていない弱くて狡い女だった。
裕之との穏やかな日々と、新しい生活と、忘れることのできない昔のこと。醜く燻った燃え滓のような陰惨な過去が、少しずつ淡い想い出に昇華していく。
長篇(原稿用紙124枚)。

チレンドヲル

チレンドヲル (2009-03-28)
名門、勅使河原高校に入学したぼくは、五階建てのお洒落なマンションに下宿することになる。
長身の若い大家さん、ひきこもりの女性画家、年の離れた姉妹と、同じ学校の女子生徒が住む塔で、ぼくは妹の呪縛から逃れて、新しい生活を始めるつもりだった。
だけどぼくは、以前よりも激しく少女たちのからだを貪り、以前よりももっと歪んだ日常と快楽に溺れてしまう。
長編(原稿用紙187枚)。

チレンドヲル2

チレンドヲル2 (2009-10-05)
夏休みの終わり、ぼくは恵美と希美の二人を交替で抱く。そうやって、ぼくはなりふり構わず大勢の少女たちと結ばれる。
文化祭の出店の売上金が消える事件が起きる。みんなの証言から犯人はコウイチだと発覚し、コウイチは停学になる。誰も疑いを挟まなかった事件だけど、アキラだけが不可解な事実に気づく…。
何か大きな蔭が近づいていることに気づきながら、ぼくは少女たちとの乱交と悦楽に溺れ、いやなことから目を逸らす。
長編(原稿用紙206枚)。